バス位置情報提供システムが顧客へのサービスであるのに対して、デジタル広告やダイヤ効率化支援システムは、バス会社の利益を図ることを目的とします。
ダイヤ効率化システムとは、GPSで停留所の位置を捉え、車内に設置したセンサーによって停留所で乗降する人数をカウントし区間ごとの乗車密度を取得することによってダイヤの効率化を測定するものです。バス時刻表は毎時同じ間隔で組まれていることが多いですが実際は一日の時間帯や季節によって運行ごとに毎回変わっております。この運行ダイヤを細かく観察すると、まったく利用客が乗っていないダイヤがあったり、あるいは満員のバスがあったり、また渋滞等でいつも遅延しているダイヤが見つかります。ただし、これはある一日だけを調査するのではなく長期間調査によって初めて、見つけることが可能です。バスに調査員を乗せる方法がありますが、毎日、たくさんのバスに人を乗せるコストを考えると現実的に不可能です。しかし、センサーでカウントしてコンピューターに情報を蓄積し、分析することが出来れば、それは可能となります。
イーグルバスでは、大手バス会社が赤字で撤退する埼玉県日高地区の路線バスを2006年4月から引き継ぎ、埼玉大学と共同して、日高路線バス実証実験として、約6ヶ月かけて情報の取得・分析を行い、OR(オペレーションリサーチ)手法で新ダイヤを作成し、2006年12月にダイヤ変更の申請を行い、2007年4月1日より運行を開始いたします。新ダイヤ運行後6ヶ月かけて旧ダイヤと乗車人員、売り上げを比較してその効果を検証する予定です。 |